理想とされる歯並びとは?
歯並びが整っていないと、笑顔に自信が持てないかもしれません。歯並びの悪さをコンプレックスに思っている方は、多いようです。とはいえ、理想的な歯並びとはどのようなものなのでしょうか。
〈歯並びが悪くなってしまう原因〉
歯並びが悪くなる原因は人それぞれです。たとえば、歯が大きいのにあごが小さいため永久歯が生えてくるスペースがなく、結果としてガタガタの歯並びになるかもしれません。逆に歯の大きさは普通でも、あごの成長が良かったためにすきっ歯になってしまうこともあります。頬杖や指しゃぶりなどのクセも歯並びに影響を与えます。
〈理想的な歯並びの代表的な条件〉
では、どのような歯並びが理想的な歯並びと言えるのでしょうか。
①上下の正中線があっている
正中とは、上下の歯の真ん中の線を指します。理想的な歯並びでは、上の歯の正中線と下の歯の正中線が一直線になります。そして左右対称です。
②上の前歯が下の前歯を2~3mmおおう
上下の歯を噛み合せたとき、理想的な歯並びでは上の前歯が下の前歯を少し覆います。逆に下の前歯を半分以上覆う場合は過蓋咬合ですし、全く噛み合わない場合はオープンバイトと呼ばれます。
③上下の奥歯がしっかりと噛み合わさる
噛み合せたとき、どちらか左右にずれていたりすることなく、しっかりと奥歯で噛み合わさっていれば、理想的な歯並びと言えます。上の歯のアーチは下の歯のアーチよりも外側に位置します。
理想的な歯並びの条件は他にもありますが、主な条件は3つです。鏡を見ながらセルフチェックしてみましょう。